第1回BCP*勉強会を開催 『想定外では済まない。備えあれば憂いなし。』
[2016.07.25]
*BCP:Business Continuity Planの略で、災害など不測の事態を想定して事業継続音視点から対応策をまとめたもの。
7月25日(月)、業務統括責任者会議後に業務統括責任者を対象とした第1回BCP*勉強会を開催しました。
最初に「大地震への備え」というビデオにて、病院を想定した実験用建物を用いた加震実験を基に、必要な備えについて勉強しました。当総合医療センターのような免震構造建物では、直下型地震に対して地震被害の軽減効果が大きいことが分るとともに、免震構造で発生する長周期地震動でも、家具やベッド・医療器具等に適切な地震対策を施しておけば被害を大きく軽減できることが分りました。上映後、SPC施設管理部長からは、地震対策ではベッド等でキャスターの付いているものは原則固定することの重要性について解説がありました。
その後、当院建物地下1階にある免震層の現地見学を行いました。当院建物は免震層にある363個の積層免震ゴムの上に乗っており、現物を見た多くの参加者は、初めて見る光景に驚きを隠せない様子でした。